2008年12月24日

tabi0022 三枝匡 伊丹敬之「「日本の経営」を創る 社員を熱くする戦略と組織」

シンプルなストーリーの「一枚目」は、現実の問題点への強烈な反省論を単純化して書いたものです。現状の問題の本質はこれとこれだといって、その段階で構造をシンプル化するんです。原因がシンプル化されると、「二枚目」の戦略とか対策のストーリーが単純になってきます。「三枚目」は具体的に担当者と日付の入ったアクションプランです。P217(中略)一枚目の段階で、「自分たちの手に負える大きさにまで問題を分解」しておくことがカギになると思います。今、目の前にいる普通の人々にわかるように、いかに問題を分解し、噛み砕いて説明するか。そのためのプレゼンテーションを作るのに、異常とも思えるほどの時間と労力が使われている。それが、たった一回だけの、絶対に負けることのできない勝負の分かれ目になるんです。そういうことをやって現実の構図をみんなに見せるわけです。「これが問題だよね。ひどいよね。今までまったく見えていなかったけど、どうする?この問題の原因って、元をただせば実は君も関係しているんだよ」といった話に分解することがポイントです。P219(中略)「一枚目」の原因整理のところで、問題を自分の手に負える大きさに分解する作業を、個人の「個に迫る」ところまで行うと、ようやくその反省が起きるんですよ。P225私はそのアーリーウィンを、初めから意図して計画に入れ込めと言っています。何がアーリーウィンなのかを、事前のプランニングの段階で考え抜いて、それを入れ込み、本当にそれが早く出てくるように、行動の優先順序をつけておくわけです。P231
三枝匡 伊丹敬之「「日本の経営」を創る」(日本経済新聞出版社2008)


ひと味違った書籍を描かれる2名の対談。冗長な感は否めないが、1文字1文字がずっしりとくる書籍である。

tabi0022.jpg

本書よりもスマートな抽象化を行うべく、再度、三枝氏と伊丹氏の書籍に目を通していきたい。

■ tabi後記
本日は安斎さん、及部さんとルノアール。学びある話し合いでしたね。仮説を突き進めること、そこには決断がいること。決断なきプロジェクト、計画などありえず、退路を断つことが進路を拓くということ。リーダーは孤独であるが故に完全に自由ということ。ガツンと詰めていきましょう。


posted by アントレ at 22:43| Comment(0) | tabi☆☆☆ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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