2008年12月31日

tabi0028 下條信輔「<意識>とは何だろうか」

そもそも、無意識が意識の基盤である理由は、無意識的過程こそが「脳の来歴」の貯蔵庫であるからだと思います。また「来歴」がその影響力を行使する場所でもあるのです。独創的な発見や洞察があったときに、なぜ、それが本人の内側からではなくて、外から来たように見えるのか。そのような問いを前章で提示し、簡単に検討しました。そこでの答えは『身体や世界の事物が認知の外部装置だから』というものでしたが、これに次のようなことを加えることもできます。そもそも、発見や洞察がなされたというのは、その解法を意識できた時点をさすわけです。その前の段階では無意識の水面下で「来歴」が持続的に作用し、意識の「周辺」を形成していたはずです。これが『地』として潜在的に形成されたからこそ、発見が「図」として浮かび上がったのです。そして浮かび上がるにあたって、身体の何気ない動きや、外界の事物への何気ない注意が大事なのも、それらが無意識の過程と重なるからなのですp206
下條信輔「<意識>とは何だろうか」(講談社現代新書 1999)

「サブリミナル・マインド」に続いて読了。

tabi0028.jpg

■ 参考リンク
DESIGN IT! w/LOVE
120旅 すべての繋がりが意識をうむ



■ tabi後記
ATMで残高確認をしたら、「コンサルフィー」という名目で振り込まれていた。無償だと思っていた仕事だったから、素直に嬉しかった。そして、人は自分が知らないところで頑張っているということを再確認し、気が引き締まる。
posted by アントレ at 22:59| Comment(0) | tabi☆☆☆ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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