2009年01月04日

tabi0033 井筒俊彦「イスラーム文化」

われわれの実存の中核には自我意識がある。「我」、わたし、というものが先ずあって、その周りに光の輪のように世界が広がる。自我意識は人間存在の、人間実存の中心であると同時に、世界現出の中心点でもあります。しかし、それは同時にすべての人間的苦しみと悪の根源でもあるのです。人間に我があるから苦しみがあり、悪がある。ふつう世間で悪と呼び、苦悩と呼ばれているもの、また、シャーリアで罪と考えられているものは、ことごとく我に淵源する。だが、それだけではありません。スーフィーの見地からすれば、自我意識、我の意識こそ、神に対する人間の最大の悪であり、罪であるのです。P217
井筒俊彦「イスラーム文化」(岩波文庫 1991)


「意識と本質」に腰を据える前に、こちらを読了。商人であり、政治家でもあったマホメット。マホメットが「神との対話」をおこなうことによりイスラム教が誕生した。

tabi0033.jpg

■ 参考リンク
228旅 『イスラーム文化』 井筒俊彦 ★★★★★
イスラーム文化 その根柢にあるもの



■ tabi後記
38.5の熱が出たが、バファリンを飲んだら治ってしまった。先ほど、BookOffとamazonから大量の本が届いた。書棚も購入しないといけない。
posted by アントレ at 21:58| Comment(0) | tabi☆☆☆☆ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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