2009年01月19日

tabi0047 ムハマド・ユヌス「貧困のない世界を創る」

私たちの住む世界では、経済的な不平等が、持たざる何十億人に大きな苦悩を引き起こしている。しかし、不平等の問題に対する明らかな解決策ー開発途上国での急激な経済成長ーは、開発途上国自身に壊滅的な危険をもたらすように見える。私たちは、このダブルバインドを「成長のジレンマ」と呼んでもいいかもしれない。
ムハマド・ユヌス「貧困のない世界を創る」(早川書房 2008)


経済的な不平等に関する統計について考えてほしい。二〇〇〇年に行われた国連大学の世界開発経済研究所の報告によれば、最も豊かな一パーセントの人々が世界の資産の四○パーセントを所有しており、最も豊かな一○パーセントの人々が八五パーセントを所有していた。対照的に、世界の貧しい半分の人口が所有しているのは、この地球上の資産のわずか一パーセントにすぎなかった。

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自由と平等。平等と自由。平等と自由が語られる際に扱われるのは、「経済的不平等」(:Initial Endowment=生まれと育ち=ハビトゥス)と「平等修正可能性」(自由と干渉)である。この概念を時間軸が伴った視点で考えれたのが本書。この2つの概念に決着をつけるような思考を進めていきたい。(軸自体の変更も含めて。)

■ 参考リンク
四半世紀後のために、今日読んでおくべき一冊
病児保育のNPO法人フローレンス代表 駒崎弘樹のblog



■ tabi後記
久しぶりの更新。昨夜は心置きなく話せる方々と新年会でした。そこで得た学びは今後のBlogをつうじシェアしていきたい。
posted by アントレ at 17:22| Comment(0) | tabi☆☆☆ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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