『重要思考』の第一ステップ、大事なコトから考える、は体感できただろうか。慣れれば決して難しいことではない。「差」に流れず、その「重さ」を常に気にすることだ。
・何かを考えるときには必ず「それって大事だったけな」と自分に突っ込む
・人に話すときには必ず「そもそも○○が大事で、だから○○でこんな差をつけた」と必ず「大事であること」を最初に言う
ピラミッドもフレームワークも何もない。たったそれだけのことに、気をつけることで身に付く、しかし最強の力だ。自らへの問い、「それは大事か?」を心に刻もう。P39
三谷宏治「正しく決める力」(ダイヤモンド 2008)
考えがまとまってスッキリした。本書のキーワードを僕の言葉に変換すると、「重要思考」は「戻るべき問い(前提)をもてい!」ということで、「Q&A力」は「ロジックを乱し/乱すことを歓待/率先せい!」になり、「喜捨法」は「捨てずして何を拾う?」になる。自分/組織にとって切実なものをえぐり出す思考。その法則をまとめている書籍です。
もったいないと思った点は、「章の入魂/ペース/配分」です。1章に力を注いだためか(それだけ「大事なコト」だったと察する)、後半になるにつれて失速感、文脈が斬られる感じをおぼえてしまった。具体的な部分としては、Webでの連載コラムを転載していることも影響していると思います。
また本書では「大事なコト」があっさりと決まるのだが、「誰にとって」を考えた時に、事業目標が決まっている組織において「重要思考」をする事と、個人のキャリアを考える際に「重要思考」をする事が同じレベルで論ぜられるのか?と思った。この疑問が浮かんだのは、自分ルール(主観)を持ち合わせた人でないと、チーム主観によって世界に眠る客観(潜在ルール)を掘り起こすことは出来ないと思っているからだろう。(深さや濃度のレベルは計れないので、なんともいえない)
■ 参考リンク
三谷宏治 金沢工業大学大学院 教授
私事歳時記@はてな
■ tabi後記
火曜日で大学4年間が終わる。私はもう1年行くのだが^^;


