2009年05月04日

tabi0128 飯田泰之「歴史が教えるマネーの理論」

通常、金融論のテキストでは1 交換仲介、2 価値尺度、3 価値保存の3機能を果たすものをマネーとして定義します。取引を行う際に、その支払い手段として用いることができるという性質を交換仲介機能といいます。また貨幣の価値尺度機能とは、モノの価値を表すときにそれが貨幣の単位で表現されるという性質を指し、価値保存機能は貨幣自体が資産として「とっておくことができる」という性質を表します。以上の定義を満たすものとして、現代では現金・預金がマネーであるということになるでしょう。P16
飯田泰之「歴史が教えるマネーの理論」(ダイヤモンド 2007)

交換仲介(腐らない、かさばらない、持ち運びやすいといった物理的制約を突破したことが硬貨、紙幣を発展させた理由なのかもしれない)、価値尺度(共同体の余剰生産と交易で経済が発生し、形而上概念としての「金銭」が発生する)、価値保存(これは「とっておける」ということ。金銭が完全に有限の資源から切り離され、 幻想そのものになっていく)という貨幣の3機能があるが、ぼやーっと貨幣の未来として思うことは4つの事態。

1 貨幣機能の価値が低減していく
2 貨幣の役割が変わっていく
3 交換自体が低減する
4 所有の概念が変わる

これらの事態については、次に貨幣本を読んだ時に書かかせてもらいます。

■参考リンク
天才プログラマー/スーパークリエイターになる方法(2) テーマ編
お金について考える 〜僕と未来と資本主義〜
あなたが中央銀行になるのだ
やる夫が儲けるようです
貨幣のいたずら〜その多機能性が悲劇を生む



■tabi後記
音声を聞く際は2.6倍速が丁度いいかなあ。
posted by アントレ at 22:30| Comment(0) | tabi☆☆ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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