2009年05月13日

tabi0152 斎藤孝「読書力」

私は自分の大学でのゼミの案内に、「単独者として門を叩くこと」という言葉を掲げている。要するに、つるんで来るなということだが、単独者になるのは意外に難しい。読書をたくさんしている者ほど、単独者となりやすい。自分自身の世界を持っているからだ。読書は元来、著者との一対一の空間で行われる。みんなで読み合わせをすることもあるが、現代の読書では一人が基本である。(中略)自分から歩いて行って門を叩くからこそ、言葉は身にしみ込む。P63
斎藤孝「読書力」(岩波書店 2002)


本書でも言及されているが、読書をする場所を変えることは試みている。実験として行っているのは、場所/時間/身体状況という3つの変数を意識しながらら読むことです。

例えば、身体状況というのは、走りながら読む/競歩で読む/スキップで読む/逆立ちで読む/階段を上りながら読む...といったことである。まだまだ「違い」を見いだせる段階にたっていないが、心拍数やBGMスピードは読書リズムに影響を及ぼしている。

また本書の最後に書かれている読書トレーナー/本のプレゼントも面白い試みです。カウンセリング/コーチングというのがあるように、ブックセラピーからブックコンサルティングという仕事は興隆していきている。

■参考リンク
斎藤孝 おすすめブックリスト



■tabi後記
実験として、特定の友人に読書トレーナーをやってみようかしら。書籍から得るのは、世界の分節パターンであろう。そのパターンを組み合わせること、パターンを見いだすことに「その人間」の自己形成/個性が宿るのではないかと考えている。それは自己分析ともいえるかもしれない。読書前(開心/選書/購入),読書中(前戯/本番),読後(後戯/共有/復習)を分解してアプローチしてみようか。
posted by アントレ at 08:25| Comment(0) | tabi☆☆ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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