2009年06月22日

tabi0190 ミチオ・カク「アインシュタイン よじれた宇宙の遺産」

孤独であること

時間と空間に関わる新理論を生み出し、人類の宇宙観を一変させたアルベルト・アインシュタイン。彼は、1921年に「光量子効果」の発見などの功績に対してノーベル物理学賞を受けた。アインシュタインは1879年3月14日にドイツのウルムに生まれる。

1900年にチューリッヒ工科大学を卒業するが、友人たちは助手として採用されたのに、彼だけは教授から「なまけもの」と決めつけられ採用されなかったの。そして、父の事業も同時期に倒産してしまう。アインシュタインは経済的危機にたたされてしまう。

アインシュタインは、新聞の求人広告を漁り、補助教員の仕事を探しまわっていたようだ。仕事にありついても、校長とあわずに解雇うけてしまう。アインシュタインは餓死寸前まで追いつめられていた。

このような充てが定まらぬ状態で2年近くが経過したころに、学生時代の友人グロスマンが特許局に審査官の口が見つけてくれたのだった。ここから彼の思索活動がはじまる。

アカデミーのグループとともに過ごした日々は、アインシュタインの生涯でもっとも楽しいときだったかもしれない。科学論文を読み、喫茶店やビヤホールでにぎやかに議論を戦わせ、「エピクロスの"楽しき貧しさの何とすばらしきことか"という言葉は我々のためにある」と豪語した。P38
ミチオ・カク「アインシュタイン よじれた宇宙の遺産」(WAVE出版 2007)


「光を光のスピードで追いかけたらどのように見えるか?」

ニュートン、マクスウェル、マッハといった先人が残した思考に後押しされながら、答の出ない難問に取り組み、一人暗闇の中を模索する青年。

ものになるかわからない。果たしてまともに生きていけるかさえわからない。そんな中でも希望を失わず、努力を惜しまなかった若きアインシュタインの孤独の中にこそ栄光はある。その孤独がコトバを生み出しのだろう。

私は頭が良いわけではない。
ただ人よりも長い時間、
問題と向き合うようにしているだけである。

過去から学び、今日のために生き、
未来に対して希望を持つ。

大切なことは、何も疑問を持たない状態に、
陥らないようにすることである。

われわれが進もうとしている道が、
正しいかどうかを、神は前もって教えてはくれない。


■参考リンク
850旅 ミチオ・カク『アインシュタイン よじれた宇宙の遺産』
アインシュタインの孤独



■tabi後記
後輩達が「Grameen Change Makers Program」を始動しました。日本人学生をグラミンへ招いた上で、 現地でフィールドワークを行い、そこから得られた知見を基にしてグラミンにアイデアを提案するという企画です。頑張ってほしい。
posted by アントレ at 19:12| Comment(0) | tabi☆☆ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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