2009年09月09日

tabi0284 佐々木俊尚「仕事するのにオフィスはいらない」

IC(Interdependent Creator)というワークスタイル
ノマドについて、ここでいったん整理して定義し直してみましょう。

第1に、ノマドは本質的にフリーランサーです。会社と社員の契約を結んでいるかどうかという形式的な問題ではなく、その精神において。自宅にいようが、カフェにいようが、あるいは公園のベンチであっても、どこでも仕事ができるからこそノマドなのです。

第2に、ノマドは、パーマネントコネクティビティで動いています。オフィスという場所に押し込められているから仕方なくつながっているのではなく、自分から望んで仲間や友人、家族、同僚たち、そして仕事ともしっかりとつながっているのです。

第3に、ノマドはアテンションをコントロールする人たちです。セルフコントロールができてこそ、ひとりの場所でも仕事を完璧に仕上げることができるようになります。

第4に、ノマドは鍛え上げられた情報強者です。顧客や同僚とのメールやメッセンジャーのやりとり、そして業務分野における膨大な専門情報まで、こうした情報を自由自在にコントロールする力を持ってこそ、自由なワークスタイルを実現させることができます。P30
佐々木俊尚「仕事するのにオフィスはいらない」(光文社 2009)


今までは、IC=Independent Contractor(独立請負人)という言葉が主流であった。だが、この言葉を嫌悪する人もいた。

そこで「請負ではなく、創造する人なんだよ」という意味を込めて、IC=Independent Creator(独立創造人)という言葉を用いる人もちらほら出てくることになる。フリーエージェントやクリエイティブクラスも、そのような流れではないかと理解していた。そして、本書で扱われる「ノマド」というスタイル。

この言葉には「Independent」(独立)ならぬ「Interdependent」(共立:オープンコラボレーションという意味をのせて)というニュアンスが込められています。Independent Contractor(独立請負人)からInterdependent Creator(共立創造人)へ。

このようにまとめてしまえば、ただの言葉遊びに過ぎない。本書で紹介されているガジェットやアプリケーションをつぶさに観察/実験することで、自らにマッチするスタイル(アテンションコントロール法)を紡ぎ上げていく。それこそが大切になってくる。

■参考リンク
Be Free, at Home - 書評 - 仕事するのにオフィスはいらない
明日のノマドに開放された窓〜ノートPCとiPhoneで自立と自律を手に入れる
フリーランスはどこへ向かうのか? - 僕のフリーランス学



■tabi後記
21世紀の歴史」に言及しているのも興味深かった。それにしても早朝のスターバックスは快適である。Mac Bookはバッテリーの持ちがいまいちだけれど、電源がない環境では、それが制約になって作業がはかどります。
posted by アントレ at 10:39| Comment(0) | tabi☆☆☆ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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