2009年09月20日

tabi0295 中沢新一「三位一体モデル」

少子化してしまった現代
ひとつには、安定した同一性をおびた秩序をつくりだそうとする「父」の原理。もうひとつは、「霊」という増殖原理。そして、それらを媒介する「子」の原理。キリスト教では、以上の三つの原理をを組み合わせ、しかも、それらが絶対にはずれないようにした。そのうえで、この構造を、世界で起こることを理解するためのモデルにしようと考えたのです。P50
中沢新一「三位一体モデル」(東京糸井重里事務所 2006)


増殖し、不安定で予測不能な「霊」は、私たち人間の世界にかならずつきまとっています。そして、これを「神(父)」がコントロールしようとしている。神は、安定性や予測可能性の原理によって霊のはたらきを管理しようとする。

そのさい、人間の世界に、神の意思を媒介する原理が必要となってきますが、それが「子」の原理となります。科学は「父なる真実」を実験や試行錯誤をつうじて伝える「子=科学者」たちによって、「知(霊)」が知を生んで増殖してゆく。

このように、現代の「父」(超国家,宇宙)において増殖する「霊」(科学的知と貨幣(信用))を媒介する「子」が(トランスヒューマン)となっていかなければいけないのだろう。

■参考リンク
ほぼ日刊イトイ新聞 - 『三位一体モデル』を読んだ人たちに聞きました
1048旅 中沢新一『三位一体モデル』



■tabi後記
未だ、霊と子の取り扱い方が理解出来ていない。私には、次の時代の父や霊はすでに語られているように思う。であるならば、今の時代では「悪霊」と取り扱われていることを「聖霊」と見立ててしまう「子」が必要だと思う。
posted by アントレ at 17:05| Comment(0) | tabi☆☆☆ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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