2009年09月23日

tabi0300 傳田光洋「第三の脳」

皮膚に魅了されて・・それはヒフミと一二三
視覚と聴覚の世界がテクノロジーの発達で無限に広がっても、私たちは皮膚が感じる世界から逃れられない。(中略)視聴覚が築き上げた人間の社会でも、皮膚感覚は暗黙知として大きな意味をもっています。眼で見た世界では説明がつかないことが、皮膚から考えると理解できる。皮膚が見る世界に思いをはせ、皮膚が語ることに耳を傾けることが、今の私たちに必要だと信じます。P217
傳田光洋「第三の脳」(朝日出版社 2007)


子どもの頃からタオルケットやガーゼの肌感覚が忘れられず、未だに愛用しているものが何点かある。そのような生活的事実を思うにつけ、皮膚が生命と環境との物理的境界ということを超えているのでは?と思うようになってきた。

また、DID・触覚的自我タッチアートのワークショップ経験を通じる中で、思考する素材としても「皮膚/触覚」というものへの魅力も湧き上がってきている。

書籍においても、肌感覚の良い本,悪い本が存在する。ページのしなやかさや、古本にみられる独特のやわらかさ、大型本固有の重量感など。視覚を引き算したあとに足し算されてくる感覚がある、その感覚は脳に思考だけは追いついていけないところが間々あるような気がしている。その気は、どのように思わされてしまったのか。なぜ芽生えてしまったのかと問われると、いささか言語化に苦労する。

■参考リンク
手作りスキンケアから現代思想まで
MyPlace
BOOK LOVERS Vol.250 神田昌典



■tabi後記
細々とはじめて300記事に到達しました。tabi300と「第三の脳」は若干かけてみた。笑
posted by アントレ at 21:54| Comment(1) | tabi☆☆☆ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
タッチアートって面白そうですね!
自分が表現するとき耳と目は使っていると思うのですが、自分が触った感触を表すというのに重点を置くのも面白そうだなと思いました。
Posted by にたま at 2009年09月26日 17:31
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