2009年10月03日

tabi0302 牟田淳「アートのための数学」

脈絡づくりまでの象牙期間
人間の耳に聞こえる音の範囲があります。20Hz~20000Hzくらいの範囲の音の高低が、だいたい人間に聞こえる音です。音の波の速さである音速を仮に340m/sとすると、式3.1から、波長にして1.7cm~17mの音が人間に聞こえる音ということになります。これは可視光の波長(380~780nm)と比べるととても長い波ですね。P43
牟田淳「アートのための数学」(オーム社 2008)


昼と夜では明るさは1億倍も変わっているのに、人間はその違いに気がつかずに生活を送っている。(とはいってもルクスという照度尺度による驚きでしかないのだけど)

何の脈絡もなくサイン、コサイン、タンジェントとやるよりも、ドレミと一緒に三角関数を習った方が飲み込みやすい。デシベルと対数の関係など、あやふやだった知識も生活の話題と紐付ける事で上手く整理される。

プログラマの数学にもみられるような説明態度が本書にもみられた。分かりやすさを提示するためには、分かりにくいことを徹底する期間が必要であると考えている。分けるの魔力に吸い寄せられることでお素晴らしい作品を書く人もいるし、分けずに繋げることで「分かる」をつくる人もいるのだろう。

■参考リンク
厚木と中野ではたらく准教授・牟田淳の奮闘日記
オブジェクト脳@kcg



■tabi後記
日本が示す大小はとても面白い。例えば、不可思議(10^64)無量大数(10^68),刹那(10^-18=クオーク)六徳(10^-19)虚(10^-20)といったものだ。
posted by アントレ at 09:12| Comment(0) | tabi☆☆ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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