2009年10月18日

tabi0312 三谷宏治「発想の視点力」

「発想の原理」を発想する。そして、それを感想する。
KJ法でもそうだが、せっかく面白いアイデアがあっても、ヒトはグルーピングという作業の中で、それらのトンガリを落とし、丸めていってしまう。グルーピングとは共通項を探すことなのだから、カード3枚を集約すれば、そのグループの名前はそれらの最大公約数にならざるを得ない。
そうではなく、100のアイデアが出たなら、グルーピングせず一番尖ったものを選び、それを分析して本質を見極め、そこから拡げ組み合わせて新しいアイデアを創り上げることが大切なのだ。発見し、選択し、分析し、組み合わせる。それが正しく発想するためのステップだ。発散と収束、ではない。P5
三谷宏治「発想の視点力」(日本実業出版社 2009)


発散と収束ではなく、「発見、選択、探求、組み合わせ」から発想が生まれるというのは、三谷さん独特の発想だと思う。発見が重要で、そのためには、「比べる」と「ハカる」という視点が重要だという。また、収束では単なる収束ではなく、観想が必要だという。

「正しく決める力」を筆頭に、三谷さんの本が素晴らしいのは、普通のマーケティングの本が「理論→事例」で終わるところを、「理論→事例→抽象化」という手順で説明しているため、納得感が高いことだ。

8月末に三谷さんの家に伺った際に「疑わしきは、測れ。問題は何を測るか。」という言葉を体感させられた。時あるごとにこのフレーズがリフレインしているこtもあり、周囲からのFBによって習慣レベルに落ちていることを感じてきている。

丁寧にハカっていると、やっている人と、やっていない人の差が明瞭になるばかりか、やっている人の中での差異も明瞭になってくる。やはり、本当のプロは、ちゃんとハカっている。自分のカンを信じず、重さや厚さや意味を、ちゃんとハカろうとしている。人間の感覚が、実はいい加減だと骨の底からわかっている。それでいて人間味に溢れている。



■tabi後記
Twitterから逃避するようにBlogに帰ってきた。10/20から11/11東南アジアにいってきます。
posted by アントレ at 22:05| Comment(0) | tabi☆☆☆☆ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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