2010年01月01日

tabi0326 P・F・ドラッカー「仕事の哲学」

仕事/経営/歴史/変革の哲学を10の言葉に編み直しました

変化を観察しなければならない。その変化が機会かどうかを考えなければならない。本物の変化が一時の流行かを考えなければならない。見分け方は簡単である。本物の変化とは人が行うことであり、一時の流行とは人が話すことである。
P・F・ドラッカー「仕事の哲学」(ダイヤモンド 2003)


社会生態学の仕事とは何か。それは、通念に反することで、すでに起こっている変化は何か、流行の言葉で言うところのパラダイム・チェンジは何かを問いつつ、社会とコミュニティを観察することである。次に、その変化が一時的なものでなく、本当の変化であることを示す証拠はあるかを問うことである。そして、もしその変化に意味と重要性があるのであれば、それはどのような機会をもたらすのかを問うことである。
P・F・ドラッカー「歴史の哲学」(ダイヤモンド 2003)


我々は、どこに最終的な問題解決への道があるかを知らないという前提でスタートしなければならない。したがって、不統一、多様性、妥協、矛盾を受け入れなければならない。我々は、一つのことだけは知っている。計画屋の絶対主義的二者択一からもたらされるものは、専制しかないという事実である。
P・F・ドラッカー「歴史の哲学」(ダイヤモンド 2003)


現存する仕事はすべて正しい仕事であり、何がしかの貢献をしているはずであるとの先入観は危険である。現存する仕事はすべて間違った仕事であり、組立て直すか、少なくとも方向づけを変えなければならないと考えるべきである。
P・F・ドラッカー「仕事の哲学」(ダイヤモンド 2003)


あらゆる活動にリスクが伴う。しかも昨日を守ること、すなわちイノベーションを行わないことのほうが、明日をつくることよりも大きなリスクを伴う。イノベーションに成功する者は、保守的である。保守的たらざるをえない。彼らはリスク志向ではない。機会志向である。成功したイノベーションは驚くほど単純である。イノベーションに対する最高の賛辞は、「なぜ、自分には思いつかなかったか」である。
P・F・ドラッカー「変革の哲学」(ダイヤモンド 2003)


優先順位の決定には、いくつかの重要な原則がある。すべて分析ではなく勇気にかかわるものである。第一に、過去ではなく未来を選ぶ。第二に、問題ではなく機会に焦点を合わせる。第三に、横並びではなく独自性をもつ。第四に、無難で容易なものではなく、変革をもたらすものを選ぶ。
P・F・ドラッカー「仕事の哲学」(ダイヤモンド 2003)


現代社会では、もはや直接的な市民性の発揮は不可能である。我々が行えるのは、投票し、納税することだけである。しかし、NPOのボランティアとして、我々は再び市民となる。社会的秩序、社会的価値、社会的行動、社会的ビジョンに対して、再び直接の影響を与えられるようになる。自ら社会的な成果を生み出せるようになる。
P・F・ドラッカー「歴史の哲学」(ダイヤモンド 2003)


経済開発こそ、我々の時代の中心的課題である。だが今日にいたってなお、我々は誤解したままである。経済開発とは、貧しい人を豊かにすることであると思い込んでいる。我々の課題は、貧しい人たちを生産的にすることである。
P・F・ドラッカー「歴史の哲学」(ダイヤモンド 2003)


今から二〇年後あるいは二五年後には、組織のために働く者の半数は、フルタイムどころか、いかなる雇用関係にもない人たちとなる。とくに高年者がそうなる。したがって、雇用関係にない人たちをいかにマネジメントするかが、中心的な課題の一つとなる。
P・F・ドラッカー「歴史の哲学」(ダイヤモンド 2003)


人口が減少する豊かな先進国のすぐ隣に、人口が増加する貧しい途上国がある。人の流れの圧力に抗することは、引力の法則に抗することに似ている。それでいながら大量移民、とくに文化や宗教の異なる国からの大量移民ほど、危険な問題はない。最も深刻なのが日本である。定年が早く、労働市場が硬直的であり、しかも大量移民を経験したことがない。
P・F・ドラッカー「歴史の哲学」(ダイヤモンド 2003)


■参考リンク
「経営者の条件」まとめ







■tabi後記
経営の未来を予見するドラッカーは自身の思想が衰退期に入ったことを宣言したのだろう。
posted by アントレ at 11:10| Comment(0) | tabi☆☆☆ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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